卒論の目次のテンプレートって、どんなもの？
「卒論の目次のテンプレートって、どんなもの?」大学生の皆さん、卒論執筆の大詰めを迎えている方も多いのではないでしょうか。卒論は長文の論文になるため、適切な目次を設けることが非常に重要になります。
目次があれば、読む人にとってわかりやすく、論文の構成が一目でわかります。目次なしだと、論文が雑然と書かれていると受け取られかねません。
そこで今回は、卒論の目次のテンプレートについてお話しします。きちんとした目次を作れば、卒論の質が格段に上がります。
一般的な卒論の目次は以下のようなテンプレートになっています。
Copy code1. 序論
1.1 研究背景
1.2 研究目的
1.3 研究方法
1.4 論文構成
2. 先行研究と本研究の位置づけ
2.1 先行研究のレビュー
2.2 本研究の意義と新規性
3. 本論
3.1 理論的考察
3.2 実証分析
3.2.1 データ
3.2.2 分析手法
3.2.3 分析結果
3.3 考察
4. 結論
4.1 本研究の成果と示唆
4.2 本研究の限界と今後の課題
参考文献
まず、「1.序論」では研究の背景、目的、方法、構成を簡潔に説明します。導入部分になります。
「2. 先行研究と本研究の位置づけ」では、関連する先行研究を振り返り、本研究の新規性や意義を明確にします。
最も分量が多くなるのが「3. 本論」です。理論と実証の両面から論じ、考察を加えます。実証分析をする場合は3.2のような構成になります。
「4. 結論」では、研究の成果と限界、示唆や今後の課題を総括します。
最後に「参考文献」を明記します。
このように、卒論の目次は論旨に沿って階層構造になっています。目次があれば大作の論文でも、読む人がスムーズに内容を把握できます。
もちろん、卒論の分野によって適切な目次構成は変わってきます。上記はあくまでテンプレートの一例です。指導教員からの助言や、他の優秀な先行研究を参考にするとよいでしょう。
大切なのは、目次を丁寧に作ることです。読者にとってわかりやすい構成を心がけてください。明快な目次があれば、卒論の質が確実に向上します。