卒論の参考文献って文字数に入れていいの？
卒論の参考文献については、基本的には文字数にカウントしないのが一般的です。参考文献リストは本文とは別のセクションとして扱われ、文字数制限の対象外になることがほとんどです。
理由は以下の通りです。
参考文献は本文を補完するための情報源リストであり、本文とは別物と見なされる。本文とは役割や性質が異なる。
参考文献の書式はそれぞれの学会や大学で決まった様式があり、それに従う必要がある。文字数に含めると所定の書式から外れてしまう可能性がある。
卒論では幅広く文献を調査し、十分に引用することが重視される。参考文献を文字数に含めると、調査が不十分になる恐れがある。
文字数制限を設けるのは主に本文の分量を管理するため。参考文献は列記するだけなので分量調整の必要がない。
しかし、参考文献の取り扱いについては大学や学部、指導教員によって多少異なる場合もあります。制限を設けている例も一部あるようです。
そのため、参考文献の文字数カウントに関しては、必ず所属する学部の内規や指導教員に確認するようにしましょう。
卒論執筆では多くの先行研究を調べ、しっかりと引用できるよう心がける必要があります。参考文献のリストを適切に付けられるよう、ルールを守って作成することが大切です。