卒論で文献の書き方、教えます。
【卒論で文献の書き方、教えます】卒業論文を書く上で、適切に文献を引用することは非常に重要です。他者の知見を正しく示すだけでなく、自身の議論の客観性と説得力を高めることにもつながります。ここでは文献の書き方のポイントをお伝えします。
引用の際は出典を明記する
文献からの引用部分には必ず出典を明記しましょう。著者名、書名、発行年、該当ページを示す必要があります。忘れずに書くよう心がけましょう。
直接引用と間接引用を使い分ける
重要な部分は直接引用し、他は間接引用(要約)するのがベターです。ただし、直接引用が多すぎると自分の文章が埋もれてしまうので注意が必要です。
引用文の書式を統一する
大学や研究室で定められた書式に従い、スタイルを統一しましょう。例えばカッコ書きの有無、コロン(:)の使い分けなどです。一貫性を保つことが大切です。
参考文献リストを作成する
本文中に出てきた文献をすべて参考文献リストにまとめます。リストへの記載の順番や形式にも規定があることが多いので、指示に従いましょう。
適切な量の文献を示す
過剰に文献を示すあまり本論が読みづらくなっては本末転倒です。逆に文献が少なすぎても説得力に欠けます。適切な量を心がけましょう。
このように文献の扱い方には細かいルールがあります。間違えるとかえってマイナスになりかねません。疑問点があれば遠慮なく指導教員に確認しましょう。丁寧に文献を示すことで、卒論の質が確実に高まるはずです。